2015/07/29

【動画】Random Write Accelerator

みなさん、こんにちは。
毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

本国のYouTubeチャンネルにRandom Write Acceleratorの動画が追加されました。
百聞は一見にしかず、早速見てみましょう。




このケースではなんとIOPSが165倍になりました!!全ての環境で必ずしてもここまで早くなるわけではありませんが、ハードディスクであれば確実に早くなります。

素晴らしい機能ですね!!しかも、SANsymphony-VはSDSだからハードウェアは選びません!!
時代はフラッシュに向かいつつありますが、容量単価に勝るハードディスクも捨てたものじゃないですね。

2015/07/28

【イベント】SoftBank World 2015

みなさん、こんにちは。

今年もやってまいりました、国内ITの超ビッグイベントSoftBankWorldです!

今年はデータコア単独ブース以外にもグローバルアライアンスのHUAWEIブースでも
「SANsymphony-V」のご紹介を致します。

データコア単独ブースはブース番号8です。
HUAWEIブースはブース番号94です。


サイトURL


 
お申込は29日18時までです。
お早目にお申込をお願いします。

 7/30(木)・7/31(金)
ザ・プリンス パークタワー東京


2015/07/15

【イベント】JANOG36ミーティング

みなさん、こんにちは。

明日から北九州で開催されるJANOG36ミーティングでジョイントソリューションとしてHUAWEIブースに立ってます。既に参加申し込みが締め切られているので申し込み済みの方が対象になってしまいますが、是非お立ち寄り下さい!

2015/07/14

【新機能紹介】VDI Services

みなさん、こんにちは。

今日はV10PSP2で追加されたVDI Services機能について紹介します。

VDIと言ってもコネクションブローカーや仮想マシン管理がついたわけではありません。
では何ができるようになったのかGUIを参考にしながら見ていきましょう。

























メニューを見ると大きく3つの機能がありますね。
  1. コンフィグボリュームの作成
  2. VDIソースイメージの作成
  3. VDIクローンの作成、リセット、削除
これらはそれぞれ、以下を実行します。
Hyper-Vの仮想マシン構成ファイル(XMLファイルなど)を保存するボリュームの作成
VDIのソースイメージの登録
そのソースイメージからクローンの作成を指定した数だけ自動で作成と登録

もう少し順を追って見てみましょう。

前提となる構成は以下の図の通りです。
2台構成、Hyper-Vを使用、内蔵ディスクもしくはDASをミラーディスクとして使用するコンパクトなハイパーコンバージド構成です。



















最近のx86サーバーはまだまだ多コア化、メモリの大容量化そして高性能フラッシュ、大容量HDDが登場して進化し続けています、従ってターゲットは500VDIくらいまでの規模です。裏を返せばこのくらいの規模までであればサーバ2台で十分に捌くことができてしまうということですね。

前提となる作業は以下の通りです。平たく言うとSANsymphony-VとWSFCが構成できていればOKです。
  • SANsymphony-Vのインストールと最低限の初期構成
  • ミラー仮想ディスクを両方にサーブ(Quorum Diskとして使用)
  • ドメイン参加(WSFCを構成するため)
  • Hyper-VとFailover Clusteringの役割の追加
  • WSFCの構成
ここまでできていると、あとはVDI Servicesのメニューを使用することで、名前と容量を指定すれば、SANsymphony-V側での仮想ディスクの作成、サーブ、OS側でのマウント、CSVへ登録までの一連の流れを自動で実行してくれます。

次にVDIソースイメージやクローンの作成では、上記に加えHyper-V ManagerとFailover Cluster Managerへの仮想マシンの登録まで自動化されています。
sysprepをかけたイメージを登録して、クローン数を指定するだけですね。
このクローンイメージは差分VHDXで作成されるため大きく容量の節約ができます。そして特筆すべきは、1仮想マシン=1仮想ディスク=1VHDXで作成されるため、まるで某VVOLの様に仮想マシン単位でのきめ細やかな管理や監視が可能になります。

 ここまでできたらあとは各社コネクションブローカーの出番です。作成された仮想マシンとアカウントを紐付けてご利用下さい。(ストレージにできることはここまでです。)

ちなみに弊社はEricomのソリューション・パートナーもやってます。もしよければ組み合わせもご検討下さい。もちろん、XenDesktopやMicrosoft VDIでもOKです!

この機能、VDIだけではなくサーバ仮想化で同一ゲストOSのVMを大量デプロイする時にも使えないかと思っているのですがどうでしょうか?


実際に試してみて注意点が一つ!
このVDI Serviceを使用するときはローカル管理者権限でWindowsにログインして実行して下さい。WSFCを構成するためにドメインに入ったまま続けて作業をしたらバックグラウンドで動いているスクリプトがエラーで止まってしまいました。


2015/07/07

【新機能紹介】Random Write Accelerator

みなさん、こんにちは。

今回はV10PSP1で追加され、PSP2でプロダクションレベルに昇格した新機能Random Write Acceleratorを紹介します。

早速ですが、まずは下のグラフをご覧下さい。

大改善劇的性能ビフォーアフター!


















なんということでしょう!SATAがSSDより早くなってしまいます!
これでもう遅い書き込みに悩まされる心配はありません。
 
驚きのあまり某リフォーム番組みたいになってしまいました。
 
 
にわかには信じられませんね。そこで日本でも実際にベンチマークをとってみました。
 構成:SATAx15本 RAID6 条件:4k ランダム書き込み100% 
 
なんと!
1,750IOPS → 23,666IOPS
 
続いてSASでも試してみました。
構成:SASx10本 RAID5 条件:4k ランダム書き込み100% 
 
こっちも!
1,355IOPS → 27,297IOPS
 
SATAで13.5倍 SASで20倍 の性能が出てしまいました!!!
構成や条件が異なるため本国資料の33倍には届きませんでしたがそれでも圧倒的な性能向上です。
 
そしたら次にきっとこう思うはずです、読み込みはどうすればいいの?
答えは簡単です。予算が許す限りメモリをたくさん積んで下さい!積めば積むほどキャッシュヒット率が向上し、メモリスピードのストレージに近づいていきます!(そして簡単にFC iSCSIポートが頭打ちしてしまいます。)
 
同じ投資をするならより高い性能を発揮して欲しいですよね。SANsymphony-Vはハードウェアが持てる力を出し切ります。性能が出るアーキテクチャなのです。
 
では肝心の使い方は?
 
 
 









 
有効にしたい仮想ディスクを右クリックして[Enable Sequential Storage]を選ぶだけ!
とっても簡単ですね。
 
注意点があります。
仮想ディスクのサイズ以上にディスクプールを消費することがあります。仮想ディスクサイズに対してプールサイズの余裕を持たせて、空き容量には注意して(ちゃんと空き容量監視をして)使用して下さい。

2015/07/03

SANsymphony-V10 PSP2 アップデート手順

みなさん、こんにちは。

今回は最新版であるPSP2へのアップデート手順を見てみましょう。

今回の構成
  • 2台HA構成
  • V10PSP1からのアップデート

前提条件はたったこれだけです。
  • どこからもコンソールが開かれていないこと
  • コンフィグバックアップのパスが指定されていること
  • シングル仮想ディスクが使用されていないこと
では実際に手順を見てみましょう。おなじみのSmart Deployment Wizardを開きます。

一番下にUpdate from prior versionがありますね。早速クリックしてみましょう。

前提条件を満たしているか確認しています。

自動でどんどん進んでいきます。

1台目が完了すると再起動し、アップデート中の差分同期が完了するのを待って2台目が開始されます。2台目も自動で進んでいきます。

2台目の再起動も完了し、全てのミラーディスクが正常に戻ったら後処理をして完了です!












あっという間、簡単ですね!


※実際にアップデートされる際は、事前にデータのバックアップを取得の上、実施される方の責任において実施して下さい。データは大切な資産です!不安があればパートナー各社様、弊社までご相談、ご依頼下さい。

次回からはPSP2で追加・改善された各機能を見ていこうと思います。