2018/06/01

新ライセンス(2) 既存ユーザーの移行、追加時

こんにちは、新ライセンスについての話が続きます。
今回は既にお使いのユーザーが新ライセンスに移行したい時、容量を追加したい時について書きます。

そのまま使い続ける時

何も変わりません。保守の更新も旧ライセンスの価格体系のままです。
以前からの価格で更新すれば、引き続き使い続けられます。ソフトウェアのアップグレードもOKです。

新ライセンスへの移行

実はそのままでは移行できません!
1TBでもいいので追加したタイミングで自然に(強制的に)新ライセンスへ移行されます。
既にお持ちのキャパシティライセンスの容量はそのまま引き継がれます。

旧ライセンスに容量追加

では容量追加をした時にどうなるか見てみましょう。

まず、旧VLライセンスはENライセンスに、旧HSライセンスはSTライセンスにそれぞれ変換されます。VLからST、HSからENは残念ながらできません。

そして、なんと移行されたタイミングで、旧VLライセンスで有償オプションだった機能(FCや階層化や非同期レプリケーションなど)が全てアンロックされて使えるようになります!!

旧HSライセンスも同様にST相当に機能が開放され、サーブできるホストの制限も全て解除されます!!


移行された時の保守更新について


機能の話と保守(サポート)契約の話はわけて考える必要があります。

たとえ機能的には前述のようにENライセンスになっても旧ライセンスの保守更新はそのままです。最初に書いたそのまま使い続けている時と一緒です。既存の旧VLや旧HSライセンスは引き続き、毎年同じタイミングで更新していきます。

下の図はVLライセンスを持っているところに、ENライセンスを20TB追加した例です。この時保守更新は2パターンあります。
  1. 追加分は追加した時のタイミングで更新する。元々ある旧VLライセンスとは異なるタイミングで保守更新が発生します。
  2. 月割保守(Prorated Supportなんて呼ばれています)も同時に購入して、次回の保守更新が旧VLライセンスと同じ月になるよう合わせる。
















文中に毎年と出てきますが、引き続きお得な複数年一括更新もあります!!

新ライセンスもよろしくおねがいします。