2014/03/19

【デモ 3】スナップショット(仮想ディスクの複製)


デモ動画第3弾は、Snapshotです。

一言でいうなら仮想ディスクの複製機能ですが、ソフトウェアのレイヤーで行うことで色々と面白い使い方ができる機能です。



動画では、差分スナップショットを作成し、ホストOSからファイルにアクセスするところまでをご覧いただけます。

スナップショット作成ウィザードの導線は、動画にもあるようにツールバーから、対象となる仮想ディスクの右クリックメニューから、対象となる仮想ディスクの情報ウィンドウ内のSnapshotタブからなど複数あります。このあたりは、全てのウィザードで共通の操作感なので、慣れていただくほど簡単になっていくと思います。

ウィザード上で要求される主な設定項目は以下のとおりです。
  • 仮想ディスク名(ソースとなる仮想ディスク名に実行時間を加えた形で自動で定義されます。もちろん変更も可能です。)
  • 実行するDataCoreサーバの指定(ミラーされてる場合は、2台のDataCoreサーバのうち好きなサーバを指定する事ができます。)
  • スナップショットのタイプ(差分かフル)
  • スナップショット先のプールの指定
  • OS管理情報の複製の有無(データだけではなく、OSの管理情報を複製するかしないかのオプションです。デフォルトは複製しない設定になっています。)
こんな項目を指定いただければ、簡単に複製が作れます。

デモ動画では、Tier PoolからSATA Poolにスナップショットを作成しています。
例えば、Tier Poolを構成しているストレージとは別のストレージでSATA Poolを構成していれば、物理的に全く違うストレージ上に複製を作れるという事です。

一般的なストレージのスナップショットやクローンの機能は、同一の筐体内で実施します。
そのため有用性の範囲や、構成面でどうしても制約が出てしまいます。

SANsymphony-Vのスナップショットは、全く自由です。ハードウェアの制約は一切ありません。
また、ソースとなる仮想ディスクとの関連性を切り離す(スプリット)ことで、独立した仮想ディスクとしてハンドルすることも可能です。

そのため、バックアップやリカバリポイントの保持という本来の目的だけでなく、移行やテンプレートとなる仮想ディスクの複製、検証用に本番と同様の複製を作成するなど、さまざまな用途が考えられます。


タスクによる簡易の自動化や、Windows PowerShellによる高度な実装、VSSによる連携など、運用形態に合わせて活用ができるのも魅力です。

今では、多くのお客様がご利用いただく機能になりました。


2014/03/13

【デモ 2】Create Virtual Disks

前回のデモ動画では、「Quick Serve」をご紹介しました。

今回の動画は「Create Virtual Disks」つまり仮想ディスクの作成です。
「Quick Serve」と違い、任意に細かい指定をしながら仮想ディスクを作成する方法です。とは言っても、ウィザード形式で進行するためあっけないほど簡単に仮想ディスクは作成できます。


動画では、1PBの仮想ディスク(シンプロビジョニングを使った仮想容量です。)をWindows Hostに提供するまでをご覧いただけます。

動画を見ていただくとわかりますが、仮想ディスクの作成ウィザードの起動には色々な導線があります。ツールバー、DataCoreパネルの「Virtual Disks」から右クリック、「Virtual Disks」の情報ウィンドウからリンクをクリックしての起動 などなど。
非常に直感的に操作ができるようになっています。

まず、Step 1は仮想ディスクのプロパティ設定です。

  • 仮想ディスク名
  • 仮想ディスクのタイプ(①シングル、②デュアル、③ミラーの3タイプから選択)
  • 仮想ディスクのサイズ(最大1024TB、つまり1PBまでの容量をサポート)
  • 同時に作成する数(最大100個の仮想ディスクを同時に作成)
  • 容量の予約(優先的なリソース割り当ての予約)
などを指定して、次のStepへ行きます。

次のStep 2はストレージソースのセットです。
SANsymphony-Vの仮想ディスクは、基本プールを使ってシンプロビジョニングで切り出されます。Step 1で決めたプロパティの仮想ディスクをどのプールから作るか、ここで設定します。

Step 1で指定したタイプによって、選択可能なプールが出てきます。デモ動画では、ミラーのタイプを選択しているため、冗長化された2台のDataCoreサーバの双方でプールを指定する事なります。画面には既に作成されているプールが候補としてプールのステータスと共に表示されています。
また、ここで新しいプールを作成するウィザードに入る事もできます。
デモ動画では、1PBの仮想ディスク3個を「Tier Pool」から作成しています。

Step 3はアドバンスドオプションです。
少し高度なオプション設定が可能です。詳細は、別途ご紹介します。

Step 3までを設定し「Finish」を押すと、仮想ディスクが作成されます。
デモ動画でも、左のDataCoreサーバパネル上で3つの仮想ディスクが作成されているのがわかります。「Quick Serve」との違いは、まだホストOSに提供されていない点です。

最後にホストOSへの提供ですが、提供したい仮想ディスクを右クリックし「Serve to Hosts」を選んでも良いのですが、デモ動画ではドラッグ&ドロップでホストOSに提供しています。
なおホストOSに提供前の仮想ディスクが、デモ動画上で「Unknown」→「Redundancy Failed」となっているのは、仮想ディスクの作成中→ミラーの初期同期というステップを踏んでいるからです。

ホストOSのWindowsのディスク管理で情報を更新すると、1PBのディスクが見えてきます。OSがGB表示なので、桁がエラい事になってますね!笑
ホストOSからは好きにフォーマットしていただければ、通常のローカルドライブと全く同じ様に利用できます。


シンプロビジョニングの仮想ディスクは、プールの容量を共有する事ができます。
共通の空き容量を持つ事で、ストレージの使用率を格段に向上させたり、いつでも好きなサイズの仮想ディスクが作成でき、壊せばリソースプールに戻るなど、リソース管理が非常に楽になります。

最近ではストレージにとって必須の機能ですね。
SANsymphony-Vの特徴としては、どんなリソースもプールに追加できる点です。追加できるリソースに制約がないため、拡張の容易性、自由なリソース選定が可能です。
SDSならではのメリットですね。


SANsymphony-Vデモ動画一覧

今後アップ予定のデモ動画一覧です。(このページは随時更新していきます。)

1. GUI(管理コンソール)
  • SANsymphony-VのGUI (※ 動画ではありません)
  • 各パネルの配置設定
  • レイアウトリセット
2. 仮想ディスク
  • Quick Serve (素早く仮想ディスクをホストへ提供)
  • vDisk作成 (通常のvDisk作成ウィザード)
  • vDisk提供 (ホストOSへvDiskを提供)
  • vDiskのリサイズ (vDiskのサイズ変更)
  • vDisk Move (vDiskのオンライン移動)
  • vDisk Source Replace (vDiskのリソース変更)
3. 仮想ディスクプール
  • 仮想ディスクプール作成 (仮想ディスクプール作成ウィザード)
  • プールへのリソース追加 (プール容量のオンライン拡張)
  • プール内ミラー1 (プール内のリソースのミラー)
  • プール内ミラー2 (プール内ミラー後のオンラインのリソース取り外し)
  • 物理ディスクの取り外し (オンラインで仮想ディスクプールからリソースを取り外し)
4. 自動階層化
  • 自動階層化プールの作成 (仮想ディスク作成ウィザード)
  • 単一階層プールから、自動階層化プールへの移行 (オンラインの階層設定)
  • 仮想ディスクの作成とプロファイル設定 (階層化プール内のデータ配置を任意に指定)
  • プロファイル変更による階層間の移動 (階層間でユーザ指定によるデータ移動)
5. スナップショット
  • スナップショット作成1 (フルスナップショットの作成)
  • スナップショット作成2 (差分スナップショットの作成)
  • 差分スナップショットからフルスナップショットへの移行 (差分取得後の変更)
  • フルスナップショットのスプリット (ソースvDiskからの分割)
  • スナップショットの状態へ復元 (ソースvDiskの書き換え)
  • スナップショットボリュームからのファイルリストア (OSからのファイル取り出し)
6. CDP
  • vDisk作成とCDPの有効化 (vDisk作成ウィザード)
  • ロールバックディスクの作成 (秒単位でロールバック)
  • ロールバックディスクのスプリット (ソースvDiskからの分割)
7. リモートレプリケーション
  • レプリケーションセットの作成 (レプリケーション設定ウィザード)
  • テストモード (本番環境に影響を与えないテストモード)
  • スナップショットとの連携 (静止点連携とリカバリポイントのコミット)
8. SANメンテナンス
  • チャネルリプレース (チャネルポートのオンライン変更)
  • リクラメーション (割り当てたリソースの回収)
  • シングルvDiskをミラーvDiskに変更 (ミラーの追加)
  • ミラーvDiskのスプリット (ミラーvDiskの分割)
9. ストレージの移行
  • 既存ボリュームのPass-through Disk化 (同一データへアクセス)
  • Pass-through Diskからの連携1 (ミラーの追加)
  • Pass-through Diskからの連携2 (スナップショット)
  • Pass-through Diskからの連携3 (リモートレプリケーション)
  • Pass-through Diskからの連携4 (ストレージ移行と取り外し)
10. 管理ツール
  • パフォーマンスビュー (ライブモニタリング)
  • パフォーマンスレコーディング (パフォーマンスデータの蓄積)
  • 仮想ディスクプールのしきい値管理 (空き容量とI/O遅延の監視)
  • サポートバンドル (サポート情報の取得)
  • タスク (簡単な自動化)
11. その他
  • Windows ODX連携 (重複排除とリクラメーション)
  • VMware VAAI Full Copy連携 (Storage vMotion時の負荷を比較)

2014/03/06

【セミナー】データセンターコンファレンス2014 Spring

皆さん、こんにちは。

2014年3月19日(水)に開催される「データセンターコンファレンス2014 Spring」に出ます。
http://www.impressbm.co.jp/event/dcc2014spring/


「データセンターコンファレンス」は、国内唯一のデータセンター専門メディア「データセンター完全ガイド」が主催するイベントです。

データコアとしては昨年の6月以来、2回目の参加です。


データコアのセッションは私が担当し、
「デモで理解する、Software Defined Storageのメリット
~SANsymphony-Vによるストレージインフラの改善~」

と題して、デモ中心のセッションをご覧いただきたいと思ってます。

皆さまのご来場をお待ちしてます!


あと、2月28日からマイナビニュースにて、こんな感じで記事(広告)が掲載されてます。

ストレージの異機種混在環境を仮想化で統合管理する「SANsymphony-V」
http://news.mynavi.jp/kikaku/2014/03/01/001/index.html

いつも感心するのですが、やはり物書きを生業にされている方の文章は良くまとまっていて解りやすいですね。この記事も、なかなか面白いのでぜひご覧になってみてください。

2014/03/05

【デモ 1】Quick Serve

デモ動画の第一段は、「Quick Serve」です。

その名の通り、必要なホストに素早く仮想ディスクを提供する事ができます。

普段、私がデモをやる際にも一番最初にお見せするのが、この「Quick Serve」です。


通常のストレージのボリューム提供は、LUN作成、ホストに提供といった感じで、ストレージ側から作業を行います。この「Quick Serve」は、ボリュームが欲しいホストをまず選択し、サイズを指定してストレージ側に提供させるホスト側の視点の作業になります。
そういった意味では、より実際の運用に即した仮想ディスクの提供方法と言えるかもしれません。


ホストパネルから、提供したいホストで右クリックをして、容量を入力後「Serve」。
これだけです。まさにQuickですね!

どのプールから仮想ディスクを作成するかは、SANsymphony-Vが自動的に判断します。

それでは、デモの動画をご覧ください。

【デモ 0】SANsymphony-VのGUI

皆さま、こんにちは。

デモのムービーなどをご紹介する前に、SANsymphony-V(SSV)の管理コンソールについて簡単にご説明したいと思います。

SSVのリリース前、データコアとしては初めての試みでα版を配布しました。
α版配布の目的は、GUIのフィードバックをもらう事でした。


そのかいあって、SSVの管理コンソールは非常に使い易いインターフェースになっていると思います。

SSVの管理コンソールは大きく分けて5つのブロックで構成されています。


  1. メニューおよびツールバー
  2. DataCoreサーバパネル
  3. ホストパネル
  4. ワークスペース
  5. オペレーションパネル
「1. メニューおよびツールバー」は、リボンと言われているようなUIでデザインされています。隠すこともできますが、様々なツールの起動や、各種設定ウィザードの起動のボタンが配置されています。また、ワークスペースに開いたリソースやツールに応じて、自動的に対応したボタンが現れたりします。

「2. DataCoreサーバパネル」は、同一グループ内のDataCoreサーバ毎にそれぞれのリソースが表示されるパネルです。物理リソース(Physical Disks)、仮想ディスク(Virtual Disks)、仮想ディスクプール(Disk Pools)、ポート(Server Ports)などが確認できます。

「3. ホストパネル」は、DataCoreサーバにログインしてくるSCSIチャネルと、ホスト名を紐づけて管理するパネルです。FCのWWNや、iSCSIのIQNだけでは、ホストの特定が困難なので、SSVではホスト登録を行います。登録されたホストは、ホストパネルに表示され、提供された仮想ディスク(Virtual Disks)、ポート(Server Ports)などが確認できます。

「4. ワークスペース」は、各種設定ウィザードが表示されたり、DataCoreサーバパネルやホストパネルで指定したリソースの情報が開くスペースです。メインの画面と言ってもいいかも知れません。リソース情報のウィンドウには、"Info"、"Setting"、"Performance"、"Event"などリソースに紐づくタブがあります。

「5. オペレーションパネル」は、操作ログが表示されるパネルです。普段のデモなどでは、隠してしまう事も多いパネルです。SANsymphony-VのGUIは、XGA(1024 x 768)以上の解像度が必要ですが、プロジェクタによっては足りない場合があります。その際にデモを少しでも解りやすくするために、隠して必要なスペースを確保しています。


各パネルは、配置を変えたり、表示サイズを変えたり、ピン止めしたり、非表示にしたり、自由に使いやすいレイアウトに変更可能です。また、一発で初期状態に戻す"Reset Layout"というボタンも用意されてます。(結構、便利です!)


私は基本的には営業職ですが、営業でもデモができるくらい簡単で使いやすいGUIです。

インターフェースは英語ですが、操作への導線がたくさんあり(右クリック、リボン、ワークスペース上のリンクなど)非常に直感的に操作できるGUIだと思います。

ぜひ、触ってみて体験してみてください。


2014/03/03

元祖 SDS

先日あるお客様に製品紹介したところ、やたら"SDほにゃらら"(SDNやSDS)と言いだすベンダーや製品はまずは疑ってかかります。と言われました。

なるほどと妙に感心してしまいまして、自分も最近やたらSDSと言ってるなと振り返ってしまいました。
このブログのタイトルもそうですしね…笑



なのでデータコアが、元祖 SDSと言える理由を一つお伝えしようと思います。


CEOであるGeorge Teixeiraが1998年に言っていたデータコアのビジョンです。

"DataCore is committed to creating an enduring and dynamic software-driven storage architecture liberating storage from static hardware-based limitations."

「データコアは、ストレージを静的なハードウェアベースの限界から解放し、永続的に動的なソフトウェアベースのストレージアーキテクチャを提供する事をお約束します。」


これ、まさにSDSですよね。
1998年から、ハードウェアベースのアーキテクチャの限界を考えいたんです。
そして、このSDSの時代が来ることを予想してたかのようなビジョンを掲げて、16年間専業メーカとして成長してきている訳です。



どうでしょうか?やっぱり元祖ですよね!?