最近は順調に四半期ごとにマイナーアップデートが繰り返されていますね。
今回は先日リリースされたPSP4で追加された機能を見てみたいと思います。
- Parallel I/O
- Universal VVOL
VVOLについては過去の記事で紹介しました。
ウィザードで簡単に実装できるので次回は手順を紹介したと思います。
VVOLって何?って方はこちらをご覧下さい。VMwareの解説ページです。
そしてParallel I/O!!
正確には新機能ではなくPSP4を利用すれば意識することなく裏側で使用されています。
まずはこちらを見てみましょう。
ムーアの法則に従い増大し続けるコンピューティングリソースに対しCPUはクロックの上昇が頭打ちし、コア数を増加させる方向に変化しました。その結果I/Oを処理する上でCPUがボトルネックになっていました。これがParallel I/Oにより持てるコアを使って並列にI/Oが処理できるようになることにより大量の仮想マシン等から発生するI/Oを効率的に処理することができるようになりました。
このParallel I/OとRAMアクセラレータ(と十分な性能を持ったデバイス(HDDとかフラッシュ))によってどんなことが起きるか?
1つ目、ハイパーコンバージドの場合
- より多くのI/O要求により早く応えることができる
- iowaitが下がったり、処理が早く終る
- CPUをより有効に使うことができるようになる
- より多くのVMを動かすことができる
このSANsymphony-Vのエンジンと昨今の高性能なx86サーバを組み合わせることで、ハイパフォーマンス&高密度なハイパーコンバージドインフラを簡単、低価格に実現することができます。
2つ目、ふつうにストレージとして使う場合
Macにも採用されいよいよ普及期に入った(と勝手に思っている)NVMeに代表される超高速PCIeフラッシュ、新しい高速ネットワーク、そして最大1TBまで対応するサーバメモリを使ったRAMアクセラレーションを余すことなく使いきることができるようになります。
最新のハードウェアが持つポテンシャルを最大限使い切れるSDS、それがSANsymphony-Vです。
0 件のコメント:
コメントを投稿