今回はHCI構成専用インストーラーこと【DataCore Installation Manager vSphere 10.0 PSP9】の更新内容を紹介します。
まず最も基本的なことですが非常に重要なことです。vCenter 6.7に対応しています。
細かいところは文章で先に紹介します。
- Windows7と10からもインストールできます。
- VMware VIXが必要なくなりました。
- Windowsのコンピュータ名をちゃんと変えてくれるようになりました。
インストーラーのサイズが非常にコンパクトになりました。たったの15MBです。PSP8ではWindowsのイメージも含まれていたため数GBもありましたが、PSP9からは設定中にバックグランドでダウンロードするように変更されたためこれだけ軽量になりました。
画像の一番下を見ると分かりますが、最低限必要なパラメータを入力している間に裏で必要なファイルをダウンロードしていますね。
余談ですが、パートナーの方で繰り返し実行したいときは【C:\Program Files\DataCore\vSphereInstallationManager\installer】にあるファイルを残しておいて、同じPCから実行しましょう。
次、これは要望が多かったものです。データコアサーバーVMへの物理ディスクの接続にRDMが選べるようになりました。使うことができないデータストアが何個も作成されることがなくなりスッキリしますね。
以前は評価版の状態でコンソールやリモートデスクトップで接続できていましたが、PSP9ではインストール完了後にvSphere Web Clientからコンソールを開こうとするとプロダクトキーを入力する画面で止まっています(バックグランドで全てのインストールや設定が完了しています)。
所有するキーを入力するとデスクトップにアクセスできるようになります。
一番のビッグニュースだったのですが問題が発見されました。うまく設定されていなくて使えませんでした。改修をお待ち下さい…
通常のVMFS6データストアは今まで通りコンソールから簡単に作成できます。全台に対して4パスのラウンドロビンで接続されていることがわかりますね。
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