2014/08/12

自動階層化 -SANsymphony-V10 新機能解説 2

皆さま、こんにちは。

SSV10の新機能の一つ目は、自動階層化機能についてお伝えします。


「Automated Storage Tiering(AST)」は、Flash/SSDの普及にともなって、徐々に利用が増えている機能です。

SSV10では、そのASTが大幅に強化されました。


大きな強化ポイントは、新しいI/Oのための空きスペースを設定できるようになった事です。設定値はパーセントで指定する事が可能で、プール作成の際に0-20%の間で指定します。

ここで指定した割合で、各階層のリソースは新しいI/Oのために空き領域を確保します。


これによって最初の書き込みは常に上位の階層に書き込まれ、そこから頻度に応じて階層間を上下に再配置していきます。

このパーセント設定は、オンラインで変更が可能です。
プールサイズやI/Oの状況に合わせて、割合を変更できるのは非常に便利だと思います。



Flash/SSDの容量単価はどんどん下がっているので、自動階層化の需要は今後更に増してくると思います。その際にSSV10の異機種間で、階層化ができる点は、非常に強力なソリューションになりそうですね!!







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