DR(災害対策)で主に利用されます。
データコアでも、特に震災以降この機能を利用したDRのご相談は増えています。
通常ストレージベースでDRをやる場合は、双方のサイトにに同じストレージを要求します。
一般的にDRが可能なストレージは、製品、ソフトウェアともに高額な場合が多く、コストが大きなネックになりがちです。また、ストレージをリプレースするたびに、同等の機能に再投資して、再構築して、違った仕組みで運用する事にうんざりしている方も多いかもしれませんね。
SDSであるSANsymphony-VのRemote Replicationは、仮想ディスク間のレプリケーションなのでハードウェアの制約はありません。DRサイト側に極端に安価な全く異なったストレージを利用しても構成できる訳です。これもSDSならではのメリットですよね。
さて、動画ではリモートレプリケーションのセットを組み、DRサイト側でデータを確認するところまでをご覧いただけます。受信用の仮想ディスクは、そのままでは直接確認できないため、スナップショットを実行してデータを確認しています。
手順も非常にシンプルです。
予め、DRサイト側のDataCoreサーバを登録し、受信用の仮想ディスクを作成します。
次に送信用の仮想ディスクから、リモートレプリケーションの設定ウィザードで、双方の仮想ディスクのレプリケーションセットを組みます。
セットを組むと自動的に初期イニシャライズが始まります。
初期イニシャライズも、オンライン、オフラインの選択が可能になっているので、回線の帯域や転送データ量など、状況に応じて最適な方法を選択することができます。
どんなストレージ間でもレプリケーションが可能なので、いつでもDRをやりたい時に、必要最小限の投資でできるのもメリットですね。
従来のストレージベースのDRは、非常にハードウェアの制約が多いソリューションだったので、この機能もSDSならではと言えると思います。
安価に、継続的なDRの仕組みを作りたい方におすすめです。
0 件のコメント:
コメントを投稿